つれづれなるままに~経営者の想い

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予期せぬ始まり

「おまえは、机に向かうことばっかりして、社会に出てからが大切だ}
 和歌山の長閑な環境のなかで育った私は本ばかり読んでいると、時々親にこのように叱られました。
 社会に出て好きな仕事に就けると思ったら、夫の家業の手伝いが仕事の
始まりでした。それは、まるで夫の借金を返すために働いているようなもんでした。
NHK朝ドラ「マッサン」をご覧になっている方も多いと思います。
夫の事業を成功させるために、妻が命を燃やして夫に身をささげるドラマです。
 まさに私の人生は、ドラマの通り瓜二つでした。ひとつ困難を乗り越えたら又一つ、今度は
人の裏切りでした。でも、
そのたびに、多くのご褒美を頂きました。それは、机上の勉強ではなく、
試練に耐えたという大きな自信となりました。
人は、あなたは商売人にむいている。と言いますが、私自身この仕事を好きでやってきたわけではありません。
 公務員の家庭で守られながら育った私は
今でも女性の幸せを考える時、人生という時間にゆとりがあれば
いいなあ。と思います。
マッサンでは、夫婦がいろんな苦労に耐えいよいよ、ウイスキーを販売に乗り出すところです。
私自身も、エリーさんと同じく夫の事業が大きくなりますように、祈るような気持ちで、命がけの人生でした。
しかし、長い歳月の中で夫には、時々こんなことを、言ったものでした。「私この事業と、結婚したんじゃないわ。あなたと、結婚したのよ」
辛くて、悲しい状況におかれると、よく夫にあたりました。しかし、愚痴からは何も生まれて来ないことを悟りました。
そして、夫が育った故郷も、夫の親親戚も、微力ながらエールを送り続けています。
さていつも、のんきな夫は、何を考えているのやら?
和歌山に住んでいる義妹がこのように言いました。
「お兄様、年を重ねても、何故か魅力的。本当に経営者に向いているわ。なぜか、堂々としているわ」
お世辞でも、ありがとう。と、つぶやきました。
予期せぬ夫の仕事の始まりが、、私の人生のすべてとなりました。
人間限られた、時間のなかで、皆さんは、何を残したいですか?

 

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