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Column 新築注文住宅コラム

ペットと暮らす~床を選ぶ

注文住宅、新築を考えている人の中には、ペットと一緒に暮らしたいと思ってらっしゃる方も多くいらっしゃると思います。

ペットと一緒の暮らしは、暮らしに癒しを与え、お子さんの情操教育にもつながり、優しい家族関係をもたらすこともあります。
その反面、生き物ですから飼い主の思うようにいかない事も多々あります。

その問題の一つに、「床」があります。
新築したばかりのお家の床を傷つけられたり汚されたりすると、気持ちのいい事ではないしストレスにもなります。

本記事では、ペットと住宅の床の関係性を解説します。
同じお家で暮らす飼い主にとってもペットにとっても、最適な床を選択しましょう。


【Panasonicサイトより】

① 滑りにくい床


【Panasonicサイトより】

一般的なフローリングは、特に犬にとって危険性をはらんでいます。
犬は走るとき、地面に爪を立てて踏ん張りますが、フローリングでは爪を立てることができず、ちょっとした段差や階段から下りるときに滑ってケガをしてしまうことがあります。

また、床が滑りやすいと関節症など慢性的な病気になる可能性が高くなるので、その対策は必要です。

対策1:滑らない床材を選ぶ

滑りにくいフローリングやコルクフロア、クッションフロアといった素材を使用すると、部屋全体が滑りにくい環境になりますので、ペットが安全にどこへでも移動できるようになります。

対策2:滑らないワックスを使う

費用面で床材全体を変更するのが難しい方は「滑らないワックス」を使う方法もあります。
フローリングに薄く塗布するだけで滑りにくいコーティング効果が得られるという手軽さの反面、一定期間が過ぎると効果が薄れますので、その都度塗布する必要があります。

対策3:マットを敷く

最も手軽な方法は「マットを敷く」という方法です。
ペットが頻繁に移動する範囲に、マット、出来ればペット対応のマットを敷くことで滑らない安全な床になります。
汚れたり古くなれば気軽に交換もできるので、手間もかかりません。

② 掃除のしやすい床

次は「掃除のしやすさ」です。

多くの犬や猫には換毛期があり、この期間は抜け毛の掃除に悩まされる事になります。
特に猫の場合は、自分の毛をなめる習性があるため、それを大きな毛玉として吐き戻すなどして、お部屋を汚してしまいます。
このため、ペットを飼育し始めると頻繁な掃除は欠かせなくなります。

毛やフードなど固形のものにだけでなく、吐き戻しで出てしまった嘔吐物なども含まれます。
おしっこの失敗、水飲みで床を濡らしてしまう事は頻繁に生じますので、「水拭き」ができるタイプの床を選択することが望ましいです。
除菌スプレーを吹いたあと水拭きできると掃除の手間を減らせます。

また、アンモニア臭を吸着して分解するタイプや「抗菌性能を持つ」床材も販売されています。
抗菌・消臭効果を持つ製品なら、衛生面での気遣いも減り安心ですね。

③ 傷のつきにくい床


【Panasonicサイトより】

犬や猫は爪や牙で床や壁、階段に傷をつけます。ハムスターなどの小動物もお散歩中に部屋をかじります.
傷がつくことをストレスに感じるなら「傷のつきにくい素材」を選択しましょう。
ペット用の床材の多くは擦れ・傷に強い仕様になっています。

また、傷をつけられるのは床だけではありません。ペット用の床に拘るのであれば、ひっかきに強い「ペット用のクロス」の採用を検討したいものです。

全てお部屋をペット対応にするのは大変なので、ペットが進入できる範囲を制限することも考えましょう。
ペットが進入できる範囲を制限すれば、制限範囲外は一般的なクロス・床材、またはお好みの素材の使用が可能になります。

④ まとめ

当社が取り扱うPanasonicの床材にも、ペット対応のものがあります。
傷つきや汚れを気にせず、そしてペットのフケなどのアレル物質を抑制する、ペットと快適に暮らせる床材です。

Panasonic フローリング:用途に応じた性能

今回は、ペットと暮らしやすくなる「床」について解説しました。

ペットにとって暮らしやすい床にすることは、お掃除など家事を楽にすることに繋がります。

あなたのためにもペットのためにも、ぜひ一度検討してみましょう。
椎葉テクノホームでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。
お気軽にご相談ください。


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