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Column 新築注文住宅コラム

新居にピアノを! でも置き場所は・・・

「新築したらピアノを置きたい」
「子供の教育のためにピアノを置きたい」

間取りの検討をするときに、こう希望される方もいらっしゃいます。
その時に悩むのが「どこに置いたらいいか、何か注意しなければならない事はあるか」という事。

ピアノの種類によっても、それは異なります。
グランドピアノを希望される場合は、十分に広いリビング、または、ピアノ専用の部屋等を設けなければなりません。

今回は、一般家庭で一番需要の多いアップライトピアノについて、「どこにピアノを置くべきなのか、気をつけるべきことは何か」それぞれ解説をすることでピアノの設置に関する疑問を解消します。

アップライトピアノ

② ピアノを置く場所を決める

ピアノは一般的には、リビングか子供部屋に置く場合が多いようですし、使う事を考えるとそこがお勧めとなります。

リビングに置く

リビングにピアノを置くと、家族が集まる場所ということもあり、自然とピアノの使用率が高くなります。

過ごす時間が長いリビングに設置すると、ちょっとした空き時間にでも「弾こうかな」という気持ちになりますし、お子さんにピアノを習わせているお母さんが、家事等をしながら練習を見守る事が出来ます。

特にお子さんが幼少期の間は、なかなか自発的な練習ができないので、リビングなど家族が集まる場所にピアノを置いてあげた方が良いと考えます。

子供のピアノ

お部屋のインテリアとしても、効果があります。

子供部屋に置く

「ピアノに集中して欲しい場合」「自発的な練習が継続可能になる中高生」には子供部屋に置くのもよいでしょう。

家族が聴いていると集中できない事もあるでしょうし、ピアノの音は大きいので、リビングだと他の家族の迷惑になってしまう場合もあります。

家族を気にせず安心して弾ける環境があるとピアノの上達につながるでしょう。

② 新築におけるアップライトピアノの置き位置についての注意点

新築における、アップライトピアノの置き位置についての注意点は以下です。

①水廻りから離れた場所に置きましょう!
②日の当たらない場所にしましょう!
③隣家の壁側に置くのは避けましょう。
④他の家族に配慮した配置を心掛けましょう!
⑤置き場所だけでなく、搬入経路もきちんと考えましょう。

水廻りから離れた場所に置きましょう!

30坪前後のお家の場合、ピアノはリビングの一角に設置せざるを得ないケースが多いですが、なるべく水廻りから遠い位置に置く事をお勧めします。

ピアノは木と鉄でできているため湿気に弱く、ピアノの内部には金属もあり、カビや錆びの原因にもなります。
キッチンや、お風呂場入り口付近からは、遠い位置に置くようにして下さい。

直射日光の当たらない場所にしましょう!

ピアノの位置は、必ず作成された間取り図を見て、窓の位置を確認してから決めましょう。
直射日光が当たると、ピアノは劣化してしまいます。そうでなくても経年劣化する為、なるべく直射日光に当てないようにし、綺麗な状態を保ちたいですね。
他の条件的に、どうしても陽当たりの良い窓側になってしまう場合は、圧手のカーテンなどでカバーしてください
また、クーラーの風が直接あたる場所も避けましょう!

隣家の壁側に置くのは避けましょう。

ピアノの音は、ご近所の方々からすれば上手い下手に関係なく騒音でしかありません。
なるべく、お隣さんのお宅に近い壁側に設置するのは避け、可能であれば、外側の壁でなく、内側の壁、部屋と部屋の壁を背にして置きましょう。

他の家族に配慮した配置を考えましょう

家族が行き交うリビングや通路に置く場合、邪魔にならないか、よく確認しましょう。
ピアノの配置は、椅子を引いた状態のスペースで考えなければいけません。ゆとりある奥行を考慮して配置して下さい。
大人だと、ピアノ本体の奥行+約60cmは最低でも必要です。

搬入経路もきちんと考えましょう

ピアノを置く位置も決まり、いざ搬入しようとした際、運び込めない!
このような最悪な状況を招かないよう、設置場所までの搬入経路もしっかりと考えておきましょう。

③ まとめ

新築住宅でピアノを置きたい場合にどこに置くべきか、置く場合の注意点は何か、それぞれ解説しました。

ピアノの種類や置く部屋や位置は、床の補強、壁やサッシの防音などが必要になる事もありますので、設計の段階で決めておきましょう。
設計の段階で置き場所をしっかり考えて、住んで生活してみたらピアノが邪魔になると感じないようしましょう。
ピアノのある生活を有意義に、心のよりどころとして過ごして下さい。

ピアノの位置を考えた間取りに限らず、資金繰りや注文住宅を新築する際の不安や疑問があれば、椎葉テクノホームに何でもお気軽に相談して下さい。


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