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Column 新築注文住宅コラム

注文住宅の間取りで後悔しないための対策ポイント

憧れの注文住宅!ぴかぴかの新築のマイホーム建てしばらく住んでみると、完璧なはずの間取りのことで後悔をしていると言うお話を時々耳にします。

今回は、間取りで後悔を感じやすいポイントを6つ程取り上げ、後悔しないための対策を紹介したいと思います。
間取りを失敗するとそう簡単にリフォームと言うわけには行きません。事前に気をつけるべき点を把握し、後悔しないよう間取りを考え、理想の注文住宅を完成させましょう。

注文住宅間取り

① 収納スペースの確保

まず、一番後悔しやすいポイントとして挙げるのは「収納不足」です。
収納が不足していれば、家中に物が溢れて雑然とした印象を与えてしまいお部屋も狭く感じます。また、整理整頓するスペースが無いので、どこに何があるかも分かりにくく生活そのものが大変不便になります。

収納をしっかりと用意して、整理整頓された広々と感じるお部屋でスムーズな生活を送りましょう。

収納不足を解消するポイントは

まずは、各部屋にどんなものを収納したいのか、どれだけの収納スペースが必要になるかをしっかり考えましょう。

リビングなら、生活の中心となるお部屋ですのでご家族全員でリストアップするのもいいですね。意外と忘れがちなのは小物です。テレビをはじめとする家電のリモコンやティッシュ。身近においておきたいスマートフォン、眼鏡、新聞や雑誌、時計といった物の収納が必要です。

キッチンなら、食器類・調味料・ホットプレートといったキッチン用品を収納する場所の確保はもちろん、使う頻度を考えて収納位置も決めておきましょう。

② 浴室と洗面所の位置

多くの場合、洗面所と脱衣所を兼ねている間取りにされているお家が殆どだと思います。その場合、中には「誰かが入浴してる時に洗面所が使いづらい」という後悔も聞かれます。

「家族同士だから・・・」という見方もありますが、お子さんが大きくなりそれを気にするようになった場合や来客があった時など、使いづらい場面が生じてしまう事も・・・。

ご家族の生活スタイルやそれぞれの性格などを考え、ストレスを感じる可能性があるなら対策を取った方がいいでしょう。

洗面所と脱衣所は、単純に引き戸で分離することも出来ます。この場合はある程度の広さが無いと大変窮屈な空間となってしまう事がデメリットです。

③ トイレの音が気になる

近年の住宅は、できるだけリビングやダイニングといった空間をつなげることが奨励されており、それらの部屋が存在する階には”廊下”というものが見かけられなくなっています。

その結果、同じ空間にドア一つでトイレが存在する事になり、「トイレの音が外に漏れる事が気になって使いづらい」という後悔が聞かれるようになりました。

対策としては、「トイレとリビングの間に壁を設けた間取りにする」。それでも気になる方は「トイレとリビングの間に階段や収納スペースを挟んだ間取りにする」事で解消されます。

トイレとリビングのあいだに廊下を挟んだり別の部屋を挟むのは難しくても、これなら工夫次第で可能です。

④ 玄関からの冷気や熱気

玄関がリビングやダイニングなどの生活空間と直接つながっている場合、玄関を開け閉めするたびに外気が流れ込んで来て、後悔する人もいらっしゃいます。この問題も、近年の空間をつなげ家づくりの流れの中で発生したものといえます。

対策として考えられるのはやはり「建具で仕切る」ことです。
空間が狭く感じたり暗く感じたりするのが嫌だと言う方は、透明や半透明のガラスで対応できます。

透明な建具
Panasonicの建具

デザインや間取りの都合上、玄関から直接リビングにつながる間取りにしたい場合は、玄関の外側に格子などを設けて風がそのまま入り込まないようにしましょう。外からの目隠しにもなっていいですね!

⑤ 窓からの視線

新しいお家に住んでみて初めて気づく後悔するポイントに「窓からの視線を感じて過ごしにくい」というものがあります。

間取りを考える時、外部からの視線を考えずに窓の位置を設計すれば、道路や隣家からの視線や気配、音などを感じてしまい、ゆっくりとくつろげない生活を送ることになってしまいます。

今は、外から中が見えにくく光だけを通すレースカーテンもありますが、実際見られていなくても、人の気配を感じたり、窓があるというだけで落ち着かないものです。

この問題の対策は「周辺環境と窓の配置図」を、間取りや外構を設計する段階でしっかりと考えるほかはありません。
窓は、お部屋に彩光や通風を良くするために必要なアイテムです。

視線を感じる方向、吐き出し窓など大きな窓の位置、窓の大きさや種類と設置位置。
そして、お家の外側を囲む塀の高さや位置などしっかりと対策しましょう。

図面が出来上がった段階で現地に立って確認しておきましょう。

⑥ 日差しや風通し

窓の位置やドアなどの建具の位置で、お家の採光や通風が変わります。
お部屋ごとの目的に応じた間取りにしておかないと、やはり後悔のもとになってしまいます。

例えば、朝日が苦にならない朝早くから起きる習慣がある人なら東側を寝室にしてもよいですが、朝をゆっくり過ごしたい人なら西側や北側などにした方がよいように、ライフスタイルに合った配置を心がけましょう。

西日を受けて夕方から暑くなってしまう場所や、北側は冬は寒く湿気が溜まりやすい場所になります。
間取りを考える上で方角はとても大切なポイントとなりますので、部屋の使用目的と方角の相性をしっかり考えましょう。

⑦ まとめ

今回は、間取りで後悔しないための対策をご紹介しましたが、せっかく注文住宅で新築したお家が、あとで後悔だらけとならないよう、対策ポイントを一つ一つ頭に入れて、間取りを完成させてください。

椎葉テクノホームでは、お家に関するご相談を無料で受け付けております。
「今年こそ新築を!」とお考えの方、どうぞお気軽にご相談ください。

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